2008年3月31日月曜日

ライブ

先月にストリーミング機能を追加し、バージョン2.0としてリリースしたが、




それに引き続き、今ライブストリーミング対応の




開発を行っている最中で、




一応、先週時点で開発終了し、今週テストの予定なのだが、




一つだけ大きな問題が発生し、




その修正にかなり手間取ったぁ。。。




これは奥が深かったなぁ。




触りだけ言うと、F-Orc自体は、



カメラやエンコーダの機能は持っておらず、



他のものと連携する思想で作っている。


被写体
 ↓
WEBカメラ
 ↓
Windows Media Encoder
 ↓
F-Orcコンダクタ
 ↓
(P2P配信)
 ↓
F-Orcクライアント
 ↓
WMP
 ↓
視聴者


という具合に、間にF-Orcが入って、サーバの



負荷を軽減する!というもの。



これにより、Windows Media Encoder一台で




数千台のクライアントに一気にライブできる!



問題になってたのは、WMEとWMPとのHTTPでの連携部分。



奥が深かった。。。



でも、やっと今なんとか、その問題が修正できたところです。



もう、こんな時間だ。(朝の7時前。。。)




2時間後には起きなきゃいけないので、




今から、寝ます^_^;




短くてすいません。



なんでこんなに遅くまでやっているのかという理由については、



明日に。

2008年3月27日木曜日

実証実験報告会

P2P協議会の報告会があり、




御成門の事務所に行ってきました。




報告会自体は、総会の一部として開かれ、




出席者が参加メンバーばかりなので、




各社、粛々と報告を行って、特に何事もなく終了。




うちから、報告した内容は、これです。




テストした台数が少ないので、ちょっともの足りないですが、




それなりにいい数値のデータがとれました。




特に、OffLoad率の良さは、F-Orc特有だと思う。




ここまで、いい値を叩きだせるのは他にないんじゃないかなぁ。




まぁ、B2Bなのでクライアントの離脱がほぼないので、当然といえば、当然なのだが。




予断ですが、帰りに芝公園のそばを通りましたが、




桜がきれいでした(^.^)




世の中、春みたいです。

2008年3月26日水曜日

次なる本

以前、紹介した成功本Best50を紹介している本




の中で「金持ち父さん 貧乏父さん」の次に




必ず読むべし。とされている本




を昨日、読み終わりました。




それは、「ユダヤ人大富豪の教え」という題名。




中身は「引き寄せの法則」系に近い内容。



どちらかというと、心の持ち方とそういった



方向に重きをおいているもの。



結構、読みやすくてよかったですよ。



と、話は変わりますが、



「ユダヤ」って、いたるところで、



世界の動きの主要なところで出てくるなぁ。



人だったり、思想だったり、国家だったり。



何かにつけ、キーとなるところに出てくる。



キリスト教もイスラム教も元をたどれば、ユダヤ教



から派生したものだし。



やっぱり、その辺なんだろうな。根本は。



まぁ、こういう話題は、非常にデリケートなので深入り



はやめときますが(^_^.)




そう、僕は、一人旅をたま~にするんですが、



数年前には、エジプトに2週間程行ったかな。



で、今一番行きたい場所は、「イスラエル」の「イェルサレム」。



僕は全く信心深くないですが、



なぜだか非常に、惹かれますw



明日は、P2P協議会の実証実験報告会



があり、また、それなりの人の前でプレゼンします。



明日は、その内容書こうかな。

2008年3月25日火曜日

直った

昨日から立ちあがらなくったサーバ機が、




ようやく直った(^.^)




結局、サポートセンターに電話したのだが、




「もっと、早く電話してればよかった。。。」




向こうの担当者に事象を話したところ。




「あー、その現象ですか。それは、その機種特有のWellKnownの事象なので、




部品交換すれば直りますよ。」




だって。




「あー、そうなんだ。。。」




こういうのって、電話するタイミングが難しいよなぁ。




ちょっと、おかしいなぁ。って思って電話しても、




実はこっちの設定ミスだったり、ソフトの問題だったりすることも




多々あるし。今回みたいに、既にWellKnownのハード障害



のこともあるし。




で、CEの人に来てもらった訳だが、




ハード交換して、無事「いきなりシャットダウン」事象は




直ったのだが、その後、




「ついでなんで、他のハード系のファームも最新にしておきますね。」



とCEの人が言ってくれたので、




「あ、お願いしまーす。」




と頼んだところ、、、




RAIDのファームをアップデートして、再起動後に、、、




ハードディスクを一つ認識しなくなってしまった。。。




「えー!」




最後の最後でなんでこうなるかなぁ。。。




CEの人が言うには、ハードディスク交換するしかないらしい。




でも、「もう夕方5時だし、また明日かぁ。」と




思っていたところ、




「今すぐ、ハードディスク持って来させますので。」だって!




で、なにやらケータイで電話して、30分後、




届いた!




「はやっ!」




どうやら、日本全国に物流拠点(倉庫)があり、そこから直で




届けに来るらしい。




さすが、世界に名だたる大企業だねぇ。




サポート体制がすばらしい。




こういう対応で客の印象って全然変わるよなぁ。




「サポート体制って重要だな。」




一つ教訓になりました。




ということで、ASP用ハードは無事使えるようになりました(^.^)

2008年3月24日月曜日

はぁ。。。

今、F-Orcの評価用ASPサーバを立てようとしていて、



そのハード機を探していたのだが、




ちょうど、別の案件で購入していたブレードサーバ(クアッドコア)に




間借りできることになり、




先週末からセットアップをやっていたのだが。




このサーバ、しばらく動かしていると




原因不明で、OSごといきなり落ちてしまう。という




奇怪な現象に以前から悩まされており、




しばらく、誰も手を付けていなかった代物だということが判明!




因みに、途中でこのハードに見切りをつけたのは、高田純二さん(^.^)




このままでは、F-Orcのコンダクタとして使えないので、




BIOSアップデートやファームアップデートやら




をやっていたのだが。。。




アップデート途中で!




例の奇怪な現象が、首尾よく、発生してしまい。




いきなり、シャットダウン!




しかも更新していたファームが、結構コアなところの




ものだったため、「やばいなぁ、。。」




と恐る恐る電源を入れようと、電源ボタンを押したところ。。。




全く、反応なし。




「あれ?」




何をやっても、ウンともスンとも言わない。。。




そもそも、通電を示すLEDすら点いてない。。。




「はぁ~。。。」




明日、サポートセンターに電話するか。。。




こういうハードに近い部分で起きたトラブルって、




ホントどうしようもない。




こういう時って、自分の無力さを痛感します。。。

2008年3月21日金曜日

デモルーム

うちには、専用のデモルームみたいなのがないので、



いつも、デモのアポが入ると




共用の会議室を押さえて、




で、当日デモの準備をする。




デモの準備に大体30分くらい掛かるし、




片付けもそのくらい。




あと良くあるのが、既に会議室を他の方に予約されてしまっていて、




なんとかお願いして、別の小さな会議室と変更してもらったり。




まぁ、そんな感じで、いつも準備が大変だし、何より




急なアポやデモ依頼に答えられない。




「占用のデモルーム欲しいなぁ。」って、




思ってたところ、




某大手商社の配信ASPサービスには、




ちゃんとデモルームがあるらしい。




今提案しようと思っているお客さんに提案する前に、




再来週、一度、見学にいくことになったのだが、




「やっぱ、専用のデモルームがあるんだなぁ。」って ^_^;




しみじみ思った。

2008年3月20日木曜日

復帰

皆さん、どうも。




ちょっと、身内に不幸があり、葬儀で実家に帰ってたもので、




更新が滞ってしまいました。




今日から、復帰しましたので。




で、今日書こうと思ったのは、




以前、修正依頼していたVMの不具合の修正が終わり、




動作確認の結果、バッチリ直ってました。




ということで、JavaOneのデモはなんとかできそうです。




あとは、ちょっとデモ用にアプリを作る必要があるので




それが次なるハードルです。




あと、最近気づいたんですが、




U.S.でデモするのに、コンダクタの画面が日本語!




「これ、まずいなぁ。。。」




ちょっと、直さないとなぁ。




一応、ロケール切替えられるように作ってはいるので、




少しの修正でできそうなんだけど。




やること目白押しで。。。




「誰か手伝ってほしいなぁ。」って思ってる今日この頃ですw

2008年3月19日水曜日

いわゆる成功本

と呼ばれるジャンルの本があるが、



まぁ、だいたい「ビジネス書」というジャンルにくくられることが



多い本。



最近、この類の本をむさぼるように、



読んでいますが^_^;




つい数ヶ月前までは、




本屋に行って、技術書コーナーしか




興味がなかったのだが、



ここ最近というものは、



ビジネス書コーナーに行ってから、



技術書コーナー。みたいな



感じになってしまい、だからといって



技術書の方も読書量を落としてしまうと、




怖いので、「ビジネス書+技術書」を読むと




いう仕事以上にきついノルマが毎日




のしかかっている今日この頃です。。。




おかげで、完全に慢性的な睡眠不足に




陥っています。。。




ところで、今日書きたかったのは、




最近読んでるビジネス書ですが、技術書よりも本の




量が多く、しかも最近読み始めたので、




「なんとか効率よく、いい本(いわゆる皆がいいという本)を優先して読めないかなぁ。」




と思っていたところ、




ありました!そういう本ばかりをまとめた本が!




タイトルは、「成功本50冊「勝ち抜け」案内」。




その名の通り、定石の成功本を50冊ピックアップしてます。




これに載ってるものを参考に読んでいこうと決めました。




で早速先週買ったのが、「金持ち父さん、貧乏父さん」。




これを読んでいない経営者はいないといわれる本の一つらしい。




中身の感想については、また明日にでも。

2008年3月18日火曜日

引き合い

がここ1~2週間程、あまりないなぁ。。。



3月末って、どこも年度末だったりで、



忙しいんだろうし?



予算も余ってないんだろうし?



来年度のプランニングもほぼ終わってるんだろうし?



「そんな感じで、動きがあまりないんだろうな。」



と、ポジティブに考えることにしてますが。




なんとなく寂しい感じです。




春のさわやかな風がなぜだかちょっと染み入ります。




先週あたり入っていた、MTの予約も




だいたい1~2週間前の動きから




きてるものなので、




今週、来週と、これといって営業的な




予定が入ってない。




今週末に、P2P協議会の実証実験報告書締切りと




来週末に報告会があるぐらいかなぁ。




今のところ。



むむむ。



そういえば、去年の12月もこんな感じだったなぁ。




やっぱ、時期的なものって大きいのかな?




最近、すご~く実感します(^^)



まぁ、でもこういう時期こそ種まき作業が




重要だと思うので、



地道にがんばります。

2008年3月14日金曜日

Linuxのスレッド

今日は、ちょっと技術的な話で。



Linuxが動いているSTB上でF-Orcを



動かして、色々とテストしてるわけですが、



前々から、F-Orcのプログラム内でスレッドを起動したときに、



Linux上では、PIDが振られたプロセスとして見えていることにちょっと疑問を



抱いていたのだが、



そのことを以前ググッた結果、どこかの個人サイトで



「Linux上でのJVMのスレッドはそういう実装なんです。プロセスとして見えるんです。」



みたいなものを見つけて。



「ふーん。そんなもんなのか。」とあまり気にしてなかったのだが。



最近、MIPSのSTB上でJava SE Embeddedのテストをしている中で、



JVMのバグらしきものを発見し、



それが原因でF-Orcが正常に動作しない。という現象に悩まされていた。




これが解決しないと、JavaOneで見せる予定のデモができない。。。



今使っている、Java SE EmbeddedのVMは一応プレリリース版という



扱いで、まだPublicに公開していないもので、うち向けに



特別早く出荷してもらっているので、ある程度は仕方ないのだが。



そうはいっても、直らないと困るので、そのVMベンダーに調査依頼をかけたところ、



「We can't cause that Error.」と言われ、




仕方ないので、こっちで、エラーを起こす再現PGを送ったり、



今週、色々と調べてました。




で、テストPG実行時のstraceコマンドの結果を送ってくれと言われたので、



取っていたのだが、どうもスレッド起動した後の箇所でうまく取れない。。。



-f オプションで、fork後もtraceできるはずなのに、なんかうまくいかない。



別プロセスからattachさせれば、追えるのだが、



U.S.ではそんなことしなくても追えるらしく、



もしかして、うちの環境で動いてるLinuxのスレッドとプロセスのところが



あやしんじゃないか?と思い、色々と調べた次第です。



その結果、Linuxではスレッドをプロセスの子プロセスとして



実装しており、forkではなく、cloneというシステムコールを



内部で呼んでいるらしい。



正確には、ここのページに説明ありました。(IBM VMの説明だが、一緒だと思う)




結果的に、STBで起きたissueとこのスレッド&プロセスの件は、関係ないことが分かったのだが、




一つ疑問がスッキリしたなぁ。



因みに、STBのErrorは、「VMのバグでした。これから直します。」



という回答が今日U.S.から来ました(^.^)

2008年3月13日木曜日

小売業界

小売、英語で言うとリテール(Retail)。



昨日、多数の小売業界チェーンが加盟している某小売団体の方がいらしてくれました。



趣旨は、その団体に加盟しているメーカからコンテンツ&広告料




を出してもらい、加盟小売チェーンの店舗にデジタルサイネージ等の




モニタを置く場所を提供してもらい、



チェーン店のコンテンツ&メーカの広告を流して、




集客UPと顧客への情報提供等を行えないか?




というもの。




もちろん、そのコーディネートをその団体が行い、




配信エンジンはF-Orc、サイネージサービスは



今提携している、某大手商社のASPを使う。



それぞれのメリットは、

  • 加盟チェーン:安く(ほぼ無料)、サイネージサービスをできる。
  • メーカ:ターゲットを絞って、広告を出せる。
  • 小売団体:メーカからの広告料、新規加盟チェーンの獲得
  • うち:F-Orcのライセンス料
  • ASP業者:サービス料

すべてがWinになるビジネスモデル!



という具合。




とりあえず、その団体の加盟チェーン(数十~百店舗)を



モデルケースとして、ますはビジネスモデルを構築するということを




主眼にして始めましょう。




という話になった。




うちが、このモデルの絵を書くことから始まりです。




また、一つビジネスチャンスの取っ掛かりが作れそうだが、




人の縁って不思議なものです。




今色々とF-Orcの営業をしてますが、やはり一番多いのは




デジタルサイネージの話。




モニタ置く場所は、やはり一般消費者が目にする小売店舗が多い。




今週、雑誌の取材を受けましたが、それもデジタルサイネージの特集。




どうやら、かなりブームらしい。




で、何が不思議な縁って思ったかと言うと、



昨日いらしてくれた小売団体の方なんですが、




実は僕が前に勤めていたソフト会社の先輩なんです。




プライベートでも結構遊んでるくらいの仲。




そういや、「水曜どうでしょう。」という番組もこの先輩から




教えてもらい、今ではDVD全巻持ってるほどのファンですw




で、前の会社は、主に小売(リテール)&流通系のソフトを作っていて、



WindowsNTが動くPOSレジの中に、ブラウザ(IE)を動かして



レジ打ちから発注処理までをすべてブラウザで行う。



売上データもリアルタイムで本部のサーバに送信する。



というシステムを作ってました。




サーバ側は、Javaで出たばかりのJBOSSを使って、当時(7年前)としては、




超、先進的なシステムでした。




一応、全国約1000店舗の本稼動まで行ったんですが、




色々な面で先進的過ぎたためか、




事実上失敗^_^;




その失敗のタイミングとほぼ同時期(たまたま同時期になっただけだけど)に




今の会社に転職した。って訳です。




そういう背景もあって、リテール系にはかなり細いがツテも知識も多少はある。




転職した後は保険系のシステムばっかりやってて、




「この先リテール系の仕事なんてすることないだろうなぁ。」




って思ってたら、このF-Orcをやりだしたのきっかけで、




やはり、リテールと深くかかわることになりそう。




人生、何がどうつながるか分かりませんねー。

2008年3月12日水曜日

P4P

U.S.でこういった名のWorking Groupが立ち上がっている。



何者か?



「Partnership betweenISP’s and P2P Networks」の略らしい。




略になってないじゃん。。。




まぁ、それはおいといて、要は、ISPとP2P事業者がいかにうまく協力して




インターネットの利用を行っていくか。




というもの。




まさに、僕らが参加しているP2Pネットワーク協議会で目指している命題と、かなりダブっている。




U.S.では、P4Pって言うんですね。




ネーミングって大事です。




何気ない概念でも、ネーミングがつくと、




それなりな感じになる。




このWG、BitTorrentを始め、U.S.のP2P配信事業者&キャリア各社が




Coreメンバーとして参加している。




これP4Pのドキュメントです。




どうにかして、絡みたい。

2008年3月11日火曜日

Budget

こんなことPublicなブログで書いていいのか?不安だが。。。




今日、来期予算の本会議があり、




一応、来期のF-Orcグループの予算が決着した。(一応)




とりあえず、上期(4月~9月)は思う存分活動できそうです。




ただしこの上期が勝負となります。




詳細は?あえて言いませんが、この上期が勝負です。




え、下期は?




あえて言いませんが、上期が勝負です。




そんな、状況なんです。。。

2008年3月10日月曜日

デラウェア

今、某米国本社のJVM最大手ベンダーと



ライセンシーの契約を進めているのだが、



その契約書内で、「Delaware」の文言が出てくる。



何なんだろう?と思って調べていたら、



U.S.の「デラウェア州」のことだった。



どうも、U.S.では、登記上の本社を、



実際に本社が所在する州ではなく、



「デラウェア州」にしているところがかなりの数らしい。
(ニューヨーク証券取引所に上場している会社の約半数!)



理由は、
・会社の設立が容易
・法人税など州に支払う費用などが安い


等々らしい。



へぇー。そういうことか。



こうやって、デラウェア州はすごい額の法人税を



儲けているらしい。



ふぅーん。



なんだか、勉強になります。



因みに、「ぶどう」の品種の「デラウェア」の語源は、



デラウェア州のことではなく、オハイオ州デラウェアという



都市らしい ^_^;

2008年3月7日金曜日

取材

今日、ある月刊誌から



取材依頼が来た。



一応、取材日は来週の中ごろ。



初の外部メディアの取材だなぁ。



月刊誌といっても、僕もはじめて知った



雑誌なので、どこまでプロモーションに



なるのかちょっと未知数だが。



今後もこういうのが増えるといいが。



いつも着ているジャケットをクリーニングにでも出しておくか(^_^)



あ、そういえば少し前に



横浜産業新聞(こういうメディアがあることをはじめて知ったが。。。)



F-Orcの記事出てました。



いつの間にやら。

2008年3月6日木曜日

How much is the F-Orc?

今日、ようやくF-Orcの標準価格テーブルを



決めました。第一弾として。



今までは、マーケットの相場感、competitorの価格、うちが相手にできる



客の規模(クライアント数)、



がいまいちつかめておらず、



さらに、F-Orc単体では客先に提案できないので、



一緒に提案するハードの値段やマージン



JVMのロイヤリティ、ASP業者への仕切り値



もちろん、我々がかけているコスト、



などなど、値段を決定する上でいろんなパラメータがあり、



今までは、マーケティングを始めたばかりで、



これらを見切れてなかったために、案件ごとの見積りという



感じで明確な標準価格というものが設定できないでいた。



ただ、リリース後ここ4~5ヶ月ほど色々とマーケティングや客との会話



をしてきた中で、この辺のパラメータがある程度、出揃ってきた。



そういう背景もあり、



ようやく標準価格を決めることになった。



ついでに、今いくつか動いてくれている代理店さん向けの



仕切値も決めた。



金額の精査はもう少しやるのだが、




個人的にはやっとビジネスとして形ができてきた感あり。




周りから見れば、「え?今頃?」



と言われそうで、耳が痛いが。。。




やっと、そういう段階なんです。




まわりからの目線と僕たち当事者間で




この辺のギャップがかなりありそうだが。




ようやく、そういう状況なんです。実際は。



That's the way it is!




ちなみに、金額ですが、他のCompetirorがド肝を抜かれるような



リーズナブルプライスです(^^)

2008年3月5日水曜日

ホテル業界

今、F-Orcをいくつかのお客さんに



「トライアル(試用)」という形で使って頂いているが、



その中の一つが、ホテル向けに配信事業を行っているベンチャーさん。



ホテル業界なんて、うちの会社で仕事していると



まったく関わりがないので、聞く情報すべてが



新鮮だ。



そのベンチャーさんは、主にビジネスホテル、レジャーホテル、リゾートホテル



向けにVOD(ビデオオンデマンドの略)配信を行っているらしい。



レジャーホテルとは、どういったものかよく分からないが、



配信しているコンテンツの中身は、7割が「オトナ系」らしい。



まぁ、世の中そういうもんだろう(^.^)



今はオンライン配信しておらず、



毎月、十数GバイトもあるコンテンツをHDDにコピーし、



宅急便みたいなもので、日本全国のホテルへ発送している。



日本全国のホテルといっても、そこには出入りの業者がいて、



その業者が代理店となり、HDDの交換を代行しているらしい。



これが、また正確に届かなかったり、途中で壊れたり、



原因不明でホテル内にあるサーバが止まったりと、



かなり運用に苦労しているみたいで、



そのたびに、日本中を飛び回っているらしい。



で、前々から「オンラインで送ってしまいたい。」という希望があるのだが、



「数十Gバイトのデータをばら撒くのに、



配信サーバの設備に投資するお金、運用費が大変だ。」



と思ってたところに、F-Orcを聞きつけて、やってこられたという具合。



また、この会社さんは、グループ会社内でSTBを製造しており、



そのSTBが参照できる場所に、単純にファイルが送れれば、それでOKという具合に、



要件が明確かつシンプルなのだ。



今、評価していただいている最中で、近々、



価格とシステム構築の提案に行く予定。



僕の中では、この会社さんが一番見込みが高いのではないかと。



思ってる今日この頃です。

2008年3月4日火曜日

エンディアン

別名、「バイトオーダー」というらしい。



何者か?




端的に言うと、ビットの並び順が前からなのか。後ろからなのか。




というのを意味する用語。




ビッグエンディアンとリトルエンディアンがあるらしい。




そのどっちであるかが分からないと、データをどちらから読めばいいのかが判断できない。




故に、コンピュータシステム上かなり重要なファクターらしい。ふーん。




なんで、こういうことに興味持ったかと言うと、



今、MIPS版(CPUのアーキテクチャがMIPS)のLinux上で




JVMを動かして、その上でF-Orcを動作させようとしており、




で、MIPSっていうのが、ビッグエンディアンもリトルエンディアンも




サポートしてて、どっちのエンディアンでOSより上の層を組むかが




重要になってくる。




で、もちろんそれは、JVMの実装にも影響がある。




でまぁ、今回使用しているハード&Linux Debian OSはリトルエンディアンで



動いてることが分かり、それ用のJVMを使用して



無事F-Orcが動作した訳だが。




今回、色々調べていて、分かったことが、



へぇー、Windowsというかx86は、リトル。



PowerPCは、ビッグ。ネットワーク(TCP/IP)は、ビッグ。



って、決まってたんだね。



エンジニアとして、この辺りを知らなかったのは、失格か!?



と、自問自答しながら。。。



そういや、F-Orcの通信部分作るときも、ビッグエンディアンで




作ったなぁ。




その時は、これが当たり前だと思ってコーディングしてたが、なるほどぉ。




そういや、ちょっと前にMacがPowerPCからIntel x86系に乗り換えたと




大騒ぎしてたが、「ビッグエンディアンからリトルエンディアンへ」



という大きな変革が起こっていたのか。。。



なるほどぉ。




ずーっと、比較的上位層のソフトウェアばっかりいじってた者としては、勉強になります。




そういえば、何とかlittle indianっていう英語の童謡があったなぁ^_^;


one little, two little, three little indian
four little, five little, six little indian
seven little, eight little, nine little indian
ten little indian boys♪

2008年3月3日月曜日

元どこどこ

初対面の際とかに、



「始めまして。~の山口です。よろしくお願いします。」




って、感じで名刺交換して、社交辞令的な会話を交わした後に、



かなりの確率で、こういう質問を受ける。



「元どちらですか?」



「!?」



相手がベンチャーだったり、小さい会社だったりすればするほど、



この会話になる確率が高い。



そして、かなりの確率で相手は、「元どこどこです。」といって、



有名な企業名が出てくる。



大手キャリア系だったり、外資系だったりや大手ベンダー系だったり、某大手商社だったり。。。



で、「山口さんは?」という質問にたいして、



「いや、皆さんの知らない会社です。へへ。」と回答するしかないのだが、



相手は、「ハ~」みたいな。そして、



「あー!、ベンチャーだったんですね。」と、



で、僕も「そんな感じです。ハハハ。」みたいな。



一瞬、フォローかと思いきや、重いボディブローみたいな、返しが来る ^_^;



この「前の会社」にこだわる習慣、島国の日本だけかと思っていたら



どうも万国共通らしい。。。



米国本社の某P2P配信企業に行った時も、何とかVice presidentだとか、chief engineerだとか、



紹介されるんだが、その後に必ず、元Adobeです。元Symantecです。とかとか、



なぜだか必ず付ける。



やっぱ、その人の経歴を端的に表す表現として、元どこの会社かが分かれば、



イメージしやすい。というか、確かにこんな感じのキャリアを積んだ人なのかなぁって、



思ってしまうなぁ。実際にそうかは、全く別として(^.^)




「元どこどこ」って言える会社に、若いうちにいるのって、



結構、重要みたいです。