2008年2月29日金曜日

DLNAかぁ

クライアント側のSTBにF-Orcを組み込んでしまって、



そこに、直接配信&放映という形で、PCいらずに、STB一台だけあれば



デジタルサイネージできますよ。



という形の提案をしてくれというお客さんがそれなりいて、



今、どのような仕組み(ハードやプレイヤーやCMS)で組合わせるか?



てのを、色々な会社さんと話したりしてる現状で。



昨日も、某中堅ミドルウェアベンダーのところに話に行ってきた。


F-Orcも元々は、この会社さんからの引き合いで始まった。という経緯を持つところ。



主旨は、その会社さんが、DLNAクライアント、UPnP、プレイヤー等々の



ミドルウェアのSDKを展開しているので、それとF-OrcのAPIをベースに


B2B向けのSTBでなにかうまく協業できないですかね?



というもの。


前回、別件で訪問した時にも、先方がSDKを売り出すので、何かビジネスあったら



声かけてください。と言われてたので、それもあり、話してきました。



結果からいうと、できなくはないが、お互いにあまり大きなメリットが見出せないなぁ。



って、感じになってしまった。



要は、先方のミドルウェアのメイン部分は、DLNA、UPnPクライアントで。主にB2C向け。



F-OrcとSTBが一緒になってしまうと、事実上、「DLNAもUPnPもいらないじゃん。



プレイヤーだけでいいんでしょ?」って。



しかも、「デジタルサイネージだから操作ユーザ向けの凝ったUIいらないし。」



まぁ、確かに。。。言ってしまえば、そういう訳なんだが。



ということで、うまくお互いがWinWinになれるビジネスモデル、案件が



あればまた考えましょう。的な感じになった。



まぁ、次につなげるべく、顔を合わせてのこういう「種まき」作業が重要。ってことで。

2008年2月28日木曜日

スーツ辞めました

突然ですが、スーツ着るの辞めました。


というのも、



最近、接している会社さんって、ベンチャーだったり、小さめな会社だったり、



あと、デザイン系だったり、コンテンツ系とかが多く、



スーツにネクタイ姿って、ほぼ見ない。



この前、P2P協議会のMTがあったんだけど、



20人くらいいて、スーツ着てるのは、僕とうちの営業の2人だけ。。。。



「すいませーん。うち、まじめな会社なんです。」って感じで。



かなり、浮いてたなw



ということで、2人して、スーツ着るの辞めました。



そっちの方が、外だとごく自然なのでw



その辺で、平日からスニーカー&ジーンズ&ノーネクタイ姿でいますが、



気にしないでくださいね。

2008年2月27日水曜日

上司は思いつきでものを言う

というタイトルの本をこの前、高田純二似の先輩に薦められて


読んでみたんですが、



これはおもしろい。



むさぼるように読んでしまった。



何がそんなにおもしろかったかというと、F-Orcと会社との関係とか



現状とかが正にこの本のシナリオどおりに展開しているから!



こうも一緒の展開になるものかなぁ。って感心してしまった。



と同時に、「やっぱ、こんな感じになるのかぁ」ってちょっと



がっかりもした。



でも、現実の世界では、この本のシナリオにない方向に持っていかないと



成功はないわけで。。。。



がんばんないとw



興味のある方はぜひ。

2008年2月26日火曜日

デジタルサイネージコンソーシアム

今日は、午後に某大手SIerのところにF-Orcの紹介&色々な情報交換


のために行ってきました。


まぁ、一通りプレゼン&説明して、その場のMTは先方が「社内で色々と検討します。」


ってことで終わったんだが、一ついい情報をもらった。


それは、デジタルサイネージコンソーシアムという団体があり、今年の4月から


本格的に活動をするらしい。


ということでちょっとHPを見てみようと思ってググッたところ、


あれれ。。


まだ、「サイト開設準備中。。。」の文字が。。。。


なるほど。まだ、これからなのかぁ。


まぁ、正に、これからのマーケットっていう感じがして、捉えようによっては


いいのかもしれない。


うちもぜひこのコンソーシアムに参加しなければ。

2008年2月25日月曜日

チーフアーキテクトって名乗っていいですか?

F-Orcで外回りしてると、自然と名刺交換の


場面が多々あるわけですが、



だいたい初対面で会った時には、その人の肩書きで判断される。



なんとか部長とか、主任とか、海外ならなんとかvice presidentとかdirectorとか。



で、その肩書き見て「あー、この人に話せば社内で決定権あるんだな。」って



思わせないと、その後のMTでほぼ顔をみて話してくれない。



いつも大体一緒に行っている上司は、初対面のMTの時には、




必ず、サラっと、「元IBM」という言葉を挟む。




そうすると、明らかに客の反応が変わるのが、よく分かるw




ブランド力ってすごいね。。。




ということで、さすがに「システムエンジニア」っていう肩書きの



名刺出しても、「あー、ただのエンジニアか。」って思われてしまうので、



見栄はって、「チーフアーキテクト」って肩書きにしました。



もちろん、名刺も勝手に発注w



勝手にやってすいません。って感じだけど。



まぁ、こういう営業やる上では、「必須」です。




この前の講演では、「チーフアーキテクト、兼、リードプログラマー」です。



って自己紹介した。



開発専任者一人しかいないんだから、当然か ^_^;

2008年2月19日火曜日

シンポジウムでのプレゼン

今日、P2Pネットワーク実験協議会のシンポジウムでプレゼンをしてきました。



うちだけ、この協議会に途中参加。ということもあり、


プレゼンの内容自体は、他社に比べてちょっと浅くなってしまった。



そこだけ、ちょっと残念。。。


ただ、シンポジウム自体は、パンフの出た枚数から推測して、200人以上は来てたかな。


久々に、あーいう公の場で、しかも大勢の前でプレゼンして、ちょっとドキドキでした。へへ。


まぁ、でも他社の皆さんのプレゼンターも、こういう場にはなれてるのか、


みんな話がうまい!


こういうのは、場数だよなぁ。


僕も今後こういう機会が増えていくといいなぁ。って思った。



ということで、ちょっとだけプレゼンの写真があるので、アップします。













あとここ(F-Orcのオフィシャルページでの公開)もご参考にどうぞ。

今日は開発に専念

今日は、1日外出の予定がなかったので、


午前中に進捗MTをした後、ずーっと、今対応中の「マルチユーザ対応」


のコーディングをやってました。


この対応ができると、複数ユーザでコンダクタのデータを分離して


管理できるようになります。


要は、これができないとSaaSサービスができないんですね。。。


まぁ、一応今週中には完成予定なので、なんとかがんばってやってますw


それから、明日はいよいよP2P協議会のシンポジウムが東大であり、


20分程、F-Orcのプレゼンも行います!


結果は、また明日のブログで。

2008年2月15日金曜日

JavaOneに何を出すかなぁ

今日は、午前中に某ハードウェアメーカの方とMTをした。

元々、BitTorrentConferenceが発端となって、色々と協業の話を進めていた会社さんで、

うちは、ソフトしか持っていないので、お客に提案する時には、どうしても末端のPCやSTB等のハードが必要になってくる。

そういった意味で、重要なパートナーの会社さんなのだ。


MTの主旨は、これまでのお互いの活動や、現状の認識あわせ。

と、今年5月にU.S.のSanFranciscoで開催されるJavaOneに出展する内容の候補として、


このハードメーカのSTBにF-Orcを乗っけて、一緒に出展しませんか?


というものだ。


その場で、特に問題ないですよ。という返事は頂いた。


ということで、最低一つは出展する内容が確保できたので、一つ目のハードルを越えたわけだが、


まだ越えなきゃいけないハードルがいくつもあるなぁ。

P2P協議会とF-Orcグループ

今日のトピックは大きく2つ。


一つ目は、P2P協議会(正式には、P2Pネットワーク実験協議会)の実証実験が今日(2/14)から始まるんだけど、


そんな中、主催者の事務局から緊急の召集がかかり、

大手町にあるNTTのビルに配信実験を行う各社が集まった。


僕がこの協議会のMTに出るのは、初めてで、メディア等でしか
見たことのなかった会社さんや有名人も何名かみえていた。


もちろん、名刺交換はバッチリしましたよw


で、MTの趣旨は、今日から実験開始にあたり、ダミーノードと呼ばれる、
各社のP2Pクライアントをインストールした端末を日本中にばら撒き(数十台)、
色んなデータを採取する。で、そのプランとデータの取り方や、スケジュール、連絡体制
などなど。。。を最終確認しましょう。っていうもの。

その中で特に感じたのは、他の会社さんはB2Cを志向しているところが多く、う
ちのB2Bとはクライアント側の実装思想がそもそも違うなぁって、そこを再確認した。

うちは、基本的にクライアント端末側には「無人」を想定している。もちろん、気の利いたGUIもない。
ブラウザでちょっと確認できる。コンソール画面があるのみ。ただし、すべてサーバ(コンダクタ)側で管理できる。


なるほど、なるほど。
改めて見てみると、同じP2Pでも、設計思想が違えば、こうも違うものかなぁって。

ある意味、そこがうちの差別化できている部分でもある。
やっぱ、B2Bを強く志向していくべきだな。って、思った。


あとは、他の会社は実際に具体的なコンテンツなり、すでに稼動している配信実績があって、


そこが、うち出遅れてるなぁって。。。 ここも改めて認識 ^^;


実験自体は、来週あたりから本格的に開始しようと思ってます。
一人でどこまでできるのかがかなり不安だけど。。。。





あと、今日のトピック2つ目は、社内のことですが、来期の予算ヒアリング。



来期は、F-Orcグループとして独立の組織となることが決まっている。
なので、予算も単独で組むことになり、今日が経理に対して、予算のヒアリング日だったんです。


まぁ、細かい話は割愛しますが、とりあえず来期の上期(4月~9月)までは、
思うとおりに動ける予算は確保できそう!


これで足元はなんとか固められそうなので、なんとしても売り上げにつなげなければ!


そういう気持ちを、改めて噛みしめた日となりました。

2008年2月14日木曜日

結局、ASPっていうかSaaS

近頃、色んなお客さんのところに営業に行ったり、はたまた向こうから情報を聞きつけていらっしゃることも多い。

そして、具体的に適用可能な案件なりをお客さんが持っている場合は、こちらからの「提案」というフェーズに入っていく。


その「提案」の中身だが、


今までは、「CMS機能+配信+クライアント側のデバイス」てな感じでトータルソリューションでいくら!保守込みの月額でいくら!

みたいな形で提案していたのだ。

この形だと、お客さんにF-Orcのコンダクタ、及びクライアントのソフトを買い上げてもらい、後は
多少のカスタマイズを加え、お客さんの方で自由に使ってください。

という感じになる。言うなれば、「カスタマイズ型」というネーミングがいいのかな?


しかし、今会っている大抵のお客さんは、この形の提案を望まない。


理由は、


1.ハードや回線を自前で運用、維持していくため、それらの維持費、運用費等々が高くなる。
2.手軽に開始、中止ができない。

等々である。


で、代替案として出てくるのが、昔でいうところのASP、今風に言えばSaasとなる。


しかし、

うちは、このカードを持っていなかった。理由は、お察しの通り、うちの会社でそれらのサーバ側のハード、回線、運用体制などをInitialで投資できないため!


というジレンマを解決すべく、某大手商社とMTをやったのだ。

それが、今日の午前の話。

この商社は、B2B向けのデジタルサイネージで今年の3末にASPサービスを開始する。

配信方式は、C/S。P2Pでは、ない。

そこで、F-Orcを配信エンジンとして利用し、それ以外のCMS部分等はこの商社のサービスを利用する。


F-Orcは、エンドユーザがまったく意識することなく裏方として動くって話。


で、MTの結果は、いい反応で、お互い費用を出し合ってやっていきましょう。ってな話で大筋合意。

色々と詰めるべき詳細はあるが、これでまた一つ前へ進んだかなぁ。


次の提案から、ASP(SaaS)というオプションを持てることが最大の効果!

2008年2月13日水曜日

何をアピールするかなぁ。。

来週、P2P協議会のシンポジウムが東大であるんだよなー。

で、プレゼンの内容考えなきゃいけないんだけど。。。

これといってアピールできる実績出てないので、どうしよっかなぁ。
他の競合は実績ある配信実験なんてのをドーンとアピールするんだろうなぁ。

と悩んだ挙句、こういう時は、いっそのこと、この状況を逆手にとって、

「こういうすごいことをやろうとしてるんです!なので、この実験を利用して実現可能性を検証します。」てな感じで、未来に視線を向けた感じで発表しちゃうかw

で、考えたのが、Symphonic Steamingと配信エンジン化の2本立て。

Symphonic Streamingってのは、要はP2Pストリーミングのことで、配信エンジンってのは、要は既存システムに組み込めるようにAPI化やWebサービス化するって話。

押しのポイントは、
P2Pストリーミングは今の機能でもできるので、ライブストリーミングという未知の領域に踏み出す!
あと、配信エンジン化は、最大手のJVMベンダーとJavaベースの次世代STBを!
なぁんて、感じで。

しかし、「配信エンジン化」ってフレーズがいまいち面白くないよなぁ。
なんか、音楽にかけたネーミングしたいな。

F-Orc Delivery Accelarator
これだと、ふつー、だな。 音楽かかってないし。
では、

F-Orc Delivery Amplifier 略して、F-ODA(フォーダ)

んー、なかなかいいんじゃないか?FOMAっぽくてw

しかし、Amplifierって、「増幅機」って意味だから、なんか
「P2Pのせいでパケット増やしちゃいました。」ってな感じでイメージよくないかな。。。


こういう時に、つくづく自分の語彙力のなさというかイメージの貧弱さを痛感するよ。。。


まてまて、エンジンってことは、他の機能とうまく調和をとって みたいなイメージだから

F-Orc Symphonic Harmonizer 略して、F-OSH(フォッシュ)


こんな感じでどうかな?

他に思いつかないので、とりあえずこれでいくことにします(^_^)v